和歌山県がん・生殖医療ネットワーク - 妊よう性温存

将来子どもが欲しい若年がん患者さんのために

はじめに

我々は、2013年からがん、腎疾患、膠原病などで原疾患治療による生殖機能の低下が予想される方々に卵子、精子、受精卵の凍結保存を行っています。がんを克服した後で、治療前に凍結保存した精子や受精卵を使ってお子さんに恵まれた方もいらっしゃいます。将来こどもを産み育てることを望む若い患者さんが、妊よう性(妊娠する力)温存治療によって希望をもってがん治療に取り組むことができるように、和歌山県は若年がん妊孕性温存支援事業を2019年度より実施しています。治療前、治療中に適応が許せば妊よう性温存治療をご検討いただき、我々にご相談ください。

和歌山県がん・生殖医療ネットワーク事務局:
代表 うつのみやレディースクリニック院長 
宇都宮智子

和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」
和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」
和歌山県PRキャラクター
「きいちゃん」

和歌山県がん・生殖医療ネットワークの目的

和歌山県がん・生殖医療ネットワークは、和歌山県内のがん患者さん・がん治療医・生殖医療医を結びつけ、将来、子どもが欲しいと願う若年がん患者さんに、がん治療が始まるまでの限られた時間内で、妊よう性温存や治療を行う生殖医療施設に関する適切な情報を提供することを目的として設立されました。

和歌山県がん・生殖医療ネットワークの仕組み

子どもが欲しいと願う若年がん患者さんを、がん治療医と生殖医療医が連携して将来の妊娠をサポートします。

和歌山県がん・生殖医療ネットワークの役割

  • 妊よう性温存の治療(卵子・精子・胚(受精卵)・卵巣組織の凍結保存)と、その治療を実施している生殖医療施設に関する情報を提供すること。
  • がん患者妊よう性温存治療費の助成など、支援事業に関する情報を提供すること。
  • 医療者に妊よう性温存治療の周知を図り、最新情報を提供し、がんの診断から治療開始までの限られた時間内に、円滑に妊よう性温存治療施設へがん患者さんを紹介できるようにすること。
  • がん治療医と生殖医療医による研究会や勉強会を開催し、妊よう性温存治療に関する最新知識やノウハウを共有して医療連携の充実を図ること。

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